S0511XS II

XSの終了とXS2の誕生について
2000年8月上旬の予定がSAMUR@! PROJECT等の影響から約1ヶ月遅れてしまい、結局当初の予定に沿ったリリースとなってしまった、S0511XS2。
アクの強いSAMURAI DENIM WEARの一群にあって、多くの方から「二本目のサムライ」として、また「ボタンフライはちょっと...」とおっしゃる方の相棒として支持を頂いていましたS0511XS(旧S511XS)のモデルチェンジ版となります。カラーデニムS0610CLの影響を色濃く残していた初代に比べ、今度の「2」はSAMUR@! PROJECTのBBSに書き込まれた内容を強く意識した形となり、そうした細部の仕様変更もリリースの遅れにつながってしまいました。もちろんS0511XSの後継モデルとして「0511XSの形」はきちんと継承しています。
S0511XS IIのスペック
生地:14ozデニム。縫製にはSAMURAIオリジナル糸を使用。

ジッパー:ユニバーサル(タロン製から変更)。

リベット:スコービル。

ボタン:スコービル。

ポケット:飾りステッチ(シーガルステッチ)を採用。その他取り付け位置、サイズに変更無し。

パッチ

上にある2つ並んだ画像の、左側がXS2。縫製糸の色遣いやシーガルステッチから受ける印象のせいか、ちょっと見ただけだと別モデルのようでありますが、どちらも同じS0511XSモデル。こんなモデルを世に送り出す一方で、知らない人が見ると全く同じにしか見えないモデルが「別モノ」として世に出るあたり…。.くどいようですが知らない人が見るとSAMURAI JEANSってかなり変なアイテムなのでしょうね。

右は新作したパッチ。旧0511XSのパッチと比べていただくと一目瞭然ですが、セカンドジェネレーションモデルを表すカモメが2羽になったタイプになっています。XS2モデルの特徴になる部分は、三日月の開いた方向が旧モデルと逆になっている事。素材等は変わっていません。

変更点が金属パーツに集中しているのは業界内部の動きを受けたもので、モデルチェンジのきっかけも、そもそもがこの金属パーツ業界の動きに対応して始まったものです。
 
S0511XS IIのサイズ
サイズラインナップは旧モデルを踏襲しつつ1サイズ増え、27から1インチ刻みに28、29、30、31、32の6サイズになります。従来は店頭販売モデルのみに用意されていた31インチモデルが、今回のモデルチェンジから通販にも加わりました。シルエットはややスリムなストレートで、これも旧モデルのアウトラインをそのまま受け継いだもの。
旧モデルのこのコーナーにも書きましたが、標準体形の人なら腿のあたりから膝下へのアウトラインがスリムに出るはずなので、後は「洗い」を経験させながらオーナーの身体に馴染ませて欲しいところ。レングスは34で統一(単位は全てインチ)。
幻のSAMURAI S-511XS-W34インチサイズモデルに相当するブツは、今回は存在しませんので悪しからず。
基本的なコンセプトを穿きやすさとメンテナンスの簡単さを中心としているのも旧モデル同様。
旧モデルに続いて、女性ユーザーにも穿いて欲しいモデルになっています。もちろん男性が穿いてもキマリます。
SIZE A(cm) B(cm) C(cm) D(cm)
inch cm N_WASH WASHED N_WASH WASHED N_WASH WASHED N_WASH WASHED
27 68.5 70 69 41 40 38 37 87 86
28 71 72.5 72 43 42 39 38 87 86
29 73.5 75.5 75 45 44 40 39 87 86
30 76 79 77.5 47 46 41 40 87 86
32 81 83 82 51 50 43 42 87 86

メンテナンスの話で最も気になる「縮み」についてですが、自身のウエストサイズと同じ表示の物をゲットしていただけばOK。上図を参照いただくと気付かれると思いますが、細身とはいえ、ややゆったり目の寸法設定になっている。この辺りも女性ユーザーを意識していると言えなくもないが、14ozに15ozという生地の違いについて神経質になる必要は無く、その違いは、主に穿き心地の違い程度と思っていただけるとありがたい。

ここで上図の数値について。ウェストサイズに付いてはサンプル値の平均を小数点以下2ケタ以下で四捨五入、その他の部分については小数点以下1桁で四捨五入の上切り捨てています。

今回のモデルチェンジのきっかけになったのがファスナーの変更。
穿きやすさ使い易さを求めたジッパーフライモデルの企画に際して、クオリティを求めた結果タロンの採用に至ったのが、旧モデル0511XSだったという訳ですが、ここでも業界編成の動きを受けてタロンを使い続ける事が困難異なり、ユニバーサルに変更するタイミングに合わせて0511XS2へと生まれ変わる事になったのでした。とはいえ、妥協をしたつもりはありません。その結果は、自身で体験してもらうのが1番でしょう。