S0510XX-CP

S0510XX-CPのアウトライン
SAMURAIのチノパンツ「Cp」。

さて、ルーツをヴィンテージジーンズに求め、そのシルエットを継承しながら製作された「Cp」ですが、「チノパン」化する工程でボタンやリベット等の金属パーツの使用を極力減らして、全体をすっきりと見せるように勤め、見た目以外の部分でもボタンフライ部分に使うボタンを「椰子の実」素材に変更。
持つこと、使うこと...。それぞれに手応えを感じられるようにこだわりを持たせた作りは、デニムを使わなくてもSAMURAI JEANSそのままです。
S0510XX-CPのスペック

チノパンツでありながら、最も「チノパンらしさ」を否定している部分が、フロントウェスト部分。何となく「のっぺり」していると感じた方は、おそらくこの部分に入っている「タック」を強くイメージしていたせいではないでしょうか。

前立は510そのままに「ボタンフライ」。チノパンのイメージに合わせるために「通常は目に付くことの無い」この部分に最もこだわった。着用時と脱ぐときに必ず触れる部分である「ボタン」に木製品を使用。その結果は右の画像をご覧頂けば一目瞭然といったところではないでしょうか。金属製のそれに較べて柔和なイメージがあります。
材質は「タグワ椰子」。ボタン屋さんによると南米エクアドル産の椰子の実の、その中の部分を研磨して製作されるのだとか。
穿く楽しみはもちろん、所有する楽しみもまたSAMURAIアイテムの1つであるとして、チノパンツになっても継承されているのです。

パッチ&タブ
左の画像のようにして見ると、まぎれもなくSAMURAI JEANSの1本。それもカラーモデルの中の1つのようにも見えるところがミソ。
もっとも、デニム生地を使用しているわけではないので、質感から受ける印象の違いは大きく、往年の610CLのような「ジーンズ」然とした主張は無い。実はこれが「Cp」の特徴でもあって、冒頭に挙げた「SAMURAIの正装用」としての性格付けの現れた部分でもあるのです。「シーガルステッチ」も、このキャラクターに対して少々「押し」が強い印象があったため付けていない。偶然にも510Cシリーズ(510XX-66Hb,510XX-HC,510XX-Cp)は全タイプ「シーガルステッチ」無しとなってしまった。
古くからのユーザーさんにはS510時代の面影も感じられるのではと思うのですが、その理由はシルエットももちろん、シンプルな(印象を与える)お尻に、パッチと赤タブの与える印象も大きいはず。両パーツの素材は、当然ながら一連のSAMURAI JEANSと同一。
 
サイズ&シルエット
ウェストサイズは26, 27, 28, 29, 30, 31, 32, 33, 34, 36(inch)と、35を除く26から36まで10サイズ。レングスは36インチのみ。
Cシリーズモデル共通の特徴として、工場出荷前に「前洗い」が施されているので「縮み」を経験済みとなっています。そのため革製のパッチが少しだけ「くたびれ」ているのが特徴。シルエットはご存知510のストレートで、そのルーツはL社の501。ですが現在市販されているL社のそれに較べると比較的「ゆったり」しているのが、旧き佳き時代のシルエットの証し。

inch ウェスト レングス 渡り幅 裾幅
26 70 88 27 19
27 73 88 27 19
28 75 88 27 20
29 77 88 27 20
30 79 88 28 21
31 81 88 28 21
32 84 88 29 22
33 87 88 29 22
34 90 88 30 23
36 95 88 31 24