「25ozスペシャルセルビッチ」
糸
2.5番の超太番手のオリジナルのムラ糸を使用。
染
ピュアインディゴ100%で最も濃い色に染色、アタリが付き易いように糸の芯白の部分は出来るだけ大きくしている。
織
旧式力織機にてザラ感を残しながらも、太い糸での限界まで打ち込みを入れている。
太いムラ糸を正当なデニムとして、ロープ染色し、力織機で織るという通常の工程を経て制作しているが、
ただ「糸が太いだけ」そのことがすべての工程に無理を強いる。
規格外の生地故に、尋常ではない負担が織機にかかることで糸切れが激しく、
更にヨコ糸も太くシャトルの切り替えも頻繁になる為に数分刻みで織機が止まってしまう。
一日に織れる生地量がジーンズ10本分程度と少ないばかりか、デニム自体に織り傷も多く発生してしまうことになり、
生地の品質と織機のことを考えるとどこの職人も拒否するほどである。
しかしそれを可能にしたのは、世界一の生地を作りたいという職人魂に他ならない。
「最高のデニムを作りたい」この思いから25ozデニムは誕生したのである。
耳
セルビッチ部分は金糸を中心としたラメ糸を撚り合わせたスペシャルなものとなっている。
糸が太い分耳も太くなる為、迫力満点のセルビッチである。
シルエットは「S510XXII」と同じレギュラーストレート。(レングス34inch)
「SAMURAI」ネームはレーヨン100%素材で洗えば良い風合いを表す。
ウエストサイズ:28.29.30.31.32.33.34.35.36.38.40(inch)11展開。
レングスは34inch固定。
縫製については、超ヘビィーデニムならではの工夫を随所にちりばめている。
例えば、生地が重なりかなりの厚さとなる部分においては当社なりの特殊な手法で縫製を施すというように応用してさらに深いものに仕上げている。
糸の配色は「吉凶」を表現して、主に表にキナリ・裏に黒を使用しており、巻縫い部分はキナリと黒のトリプルステッチ仕様。
カン止めやバックポケットの飾りステッチには水色桔梗をイメージした水色糸を使用している。
超ヘビィーオンスデニムとの相性を考え、バックヨークの巻き縫い・帯付の環縫い・持ち出し付け、脇の地縫い等の主要部には6番糸、
脇押えには0番糸と太い番手を用いた。ダブルステッチのゲージや針足、糸番手は各部の特徴にあわせて調整し見たときのメリハリをもたせている。
大股のコバステッチはやや内寄りに走らせ、ビンテージ当時の力強いステッチワークをイメージした。
バックポケット付けは一筆縫いにて行い、ベルトループについては巻き込みを増やして中高にしており、
ループはバンザイ付けにて革パッチと共に固定される。
コインポケット上端と持ち出し裏にはセルビッチをあしらっている。
「S510XX25oz-HJ」パッチ。
「本能寺の変」忠臣と逆賊の間に散った遅咲きの知将“明智光秀”をイメージしたデザイン。
素材は牛ヌメ革の焼印仕様。
「本能寺の変」忠臣と逆賊の間に散った遅咲きの知将“明智光秀”をイメージしたデザイン。
「サムライ鉄製松ノ樹ボタン黒バージョン」を採用。
ドーナツ型のボタンには「侍」の一字、お馴染みの太鼓印、そして円を描く模様には、月桂樹ならず縁起の良い「松ノ樹」。
鉄製のボタンは、使えば使い込む程豊かな風合いを演出する。
渋さを艶消しブラック仕様。
オリジナルリベット「銭形」はフロント・隠しリベット共に銅製、「サムライ」「諸行無常」の文字が入る。
オリジナルスレーキ「本能寺の変」を採用。
綿100%のサテン生地に、本能寺の変の模様が描かれた絵巻をサムライ流にデザインアレンジしたものを多色擦りした豪華なスレーキ。
強度を考えて、ポケットの袋だけでなく、バックポケット内にも全体張りしている。
ウェストサイズ:28.29.30.31.32.33.34.35.36.38.40inch の11サイズ展開
レングスは34インチ固定
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